国内外仮想通貨レンディングサービス/DApps比較マップ・21個まとめ

国内外仮想通貨レンディングプラットフォーム 仮想通貨

どうもバカルダー(@crptVaper)です。最近レンディングをしたり新規を開拓したりしているので、ここで国内外の仮想通貨レンディングサービス/DAppsを比較しながらまとめ記事を書いていきます。

仮想通貨レンディング/DApps横断マップ

現時点での集権型 (centralized)・分散型(decentralized)をまとめたマップを作成しました。

国内外仮想通貨レンディングプラットフォーム

タイプ別レンディング可能通貨・年利早見表

Nuo NetworkはWBTCをサポートしています。年利は全て変動します。

ETHBTCステーブルERC20
Compound×DAIBAT/REP/ZRX
Nuo NetworkDAI/USDCBAT/REP/ZRX/MKR/KNC
ETHLend×DAILEND
Dharma×DAIBAT/REP/ZRX

GMOコインは不定期募集なので実績値です。

BTCETHアルト
コインチェック~5%~5%~5%(XRP/LTC/BCH等9種類)
ビットバンク5%××
GMOコイン5%5%5%(XRP/LTC/BCH)
CoinOn10%××

○は利率が変動します。XAUはゴールドです(非仮想通貨)

BTCETHXRPステーブルアルト
AUTOBOT○-USDT
BlockFi6.2%6.2% ×
××
Celsius○-5種類
Cled Earn10%5(7)%7(9)%3(5)%-USD3%-XAU
NEXO×××6.5%-2種類×
OKEX○-USDT
FCoin13.9%13.9% 13.9%13.9%-USDT13.9%
Bitrue××7.3%7.3%-4種類7.3%-TRX/HOT
アルト対応通貨詳細

Celsius:LTC,OMG,XLM,DASH,BCH,BTG,ZRX,ZEC,DAI,TUSD,USDC,GUSD,PAX

NEXO:TUSD,USDT

OKEX:LTC,ETC,QTUM,NEO,DASH,EOS,TRX,BCH,BSV

FCoin:EOS,LTC,BCH

Bitrue:USDT,PAX,GUSD,TUSD

用語説明

集権型と分散型

集権型は取引所や貸出・借入を仲介する企業等が預けられた資産を管理・保護しているプラットフォームです。

分散型については、現在は主にイーサリアムのスマートコントラクトを使い管理者が不在でも問題なく貸出・借入・返却を行えるように作られたプラットフォームです。

AUTOBOT

AUTOBOTのグループは後述する自動レンディングBOTにAPIを登録することで自動貸し出しを行える取引所レンディングサービスの事です。

BitGO

BitGoは米サウスダコタ州の規制当局から認可を取得している、仮想通貨のカストディアン(保管業者)です。完全に信頼して良いとは思いませんが、集権型のサービスでもBitGoがカストディアンだと安心感はあります。

デロイト社のセキュリティテスト(SOC 2 Type 1 報告書を取得)を通過しています。

BitGo: Delivering Trust in Digital Currency
BitGo: Delivering Trust in Digital Currency

Gemini

Geminiもデロイト社のセキュリティテスト( SOC 2 Type 1 報告書を取得)を通過している取引所及びカストディアンです。

Geminiはニューヨーク州金融サービス局(NYSDFS)に規制されており、ウィンクルボス兄弟が運営しています。ステーブルコインGUSDも発行しています。

Security
The Next Generation Digital Asset Exchange

FcoinとBitrueについて

ここは主観ですが、この2つの取引所レンディングは取引所としての実績が浅く、ハイリスク・ハイリターンだと思います。

おすすめの活用法は、両社とも年利は高いので、TadacoinなどのFAUCETサイトなどで無料で手に入れたBTCなどをこれらの取引所に送ってレンディングでコツコツ増やす方法です。

Liquidity pool(流動性プール)

流動性プールは複数の貸し出したい人が事前に資金を積み立ててプールさせておき、その中から借りたい人へ貸し出すシステムです。

貸出・借入利率はその需要バランスから各々のアルゴリズムで決定します。

P2P matching

P2P型は貸したい人と借りたい人がそれぞれ自分の条件を出して、お互いに合意すれば契約が成立するシステムです。

利率や返却期限はそれぞれの契約内容により決定されます。

用語の説明は以上です。次は、それぞれのメリットやデメリット・特徴を見ていきます。まず、個人的に今後もっと広がってほしい分散型レンディングからいきます。

分散型レンディングDApps(Defi)

分散型レンディングは現在。主にETHのスマートコントラクトによって運用されています。このようなプラットフォームはDAppsと呼ばれています。

また、DAppsの中で金融に関するものはDefi(Decentralized Finance platforms)=分散型金融プラットフォームとも呼ばれています。

分散型のメリット

  • 秘密鍵を運用者に預けないので取引所リスクが無い
  • 人件費などの中間マージンを削減できる(事が多い)

秘密鍵を預けない

分散型のメリットはこれが一番大きいです。取引所のような場所に自分のウォレットの秘密鍵を渡さないので、取引所のハッキングリスクとは無縁でいられます。

とはいえ、イーサリアムやスマートコントラクトにも開発者が想定していない虚弱性が見つかる可能性もあります。また、サイト上に[Decentralized][Noncustody]と書かれていても鵜呑みにしないリテラシーも必要です。

中間マージンを削減できる

分散型は資産の貸出・借入・返却を全てプログラムでシステマチックに行うので運用者の作業が少なくて済みます。よって、サービス手数料等の中間マージンを削減できます。

分散型のデメリット

  • 集権型に比べて利率が低い場合が多い
  • 自分の秘密鍵やパスワードを紛失すれば資産を失う
  • レンディングできる通貨が限られる

利率が低い場合が多い

現状、集権型に比べて分散型の利率は低い場合が多いです。今後、もっと広く使われていけば利率は良くなるかもしれません。

ただし、後述しますが「ETHLEND」の利率は集権型より良い場合があります。

秘密鍵やパスワードを失うと資産を失う

分散型は秘密鍵を自分で管理する必要があるので、秘密鍵やパスワードを紛失してしまうと取引所などのように回復したり、リセットしたりできません。

アカウント情報をきちんと管理するリテラシーが必要になります。

レンディングできる通貨が限られる

イーサリアムの技術を使っているので、レンディングできる通貨は基本的にETHやERC20トークンに限られます。ただし、BTCの場合はWBTCというERC20化され、BTCにペッグされた通貨でレンディングできるDAPPSもあります。

分散型レンディングDApps(Defi)を5つ紹介

Compound

Compoundは外部ウォレット(MetaMask等)と直接つないでレンディング・借入できる流動性プールのDAppsです。

最も特徴的なのはブロック生成ごと(約15秒ごと)に複利で預入資産が増えていくことです。また、借入・貸出をいつでもキャンセル可能です。

詳しい方法などは以下の記事をご覧ください。

Nuo Network

Nuo Networkも流動性プールのレンディングDAppsです。Nuoの場合はメタトランザクションという新しい技術が使われており、貸出などのアクションに対してGASが発生しません。

利息は1日ごとの単利ですが、手動で複利が可能です。こちらもいつでもキャンセル可能です。こちらはWBTCにも対応しています。

詳しい方法などは以下の記事をご覧ください。

ETHLend

ETHLendはP2Pマッチング型のレンディングDAppsです。個人個人が借りたい or 貸したい利率や期限を提示して条件が合えば契約が行われます。こちらはBTCも対応しています。

ETHLendは手数料がちょっと高いですが、その分利率も結構高いです。

ETHLendの利息のシステム

ETHLendは年利ではなく、月利で条件の提示があります。サイトを確認すると分かるのですが、1%以上で契約することも可能です。ただし、年利12%という訳ではありません。

ETHLendの使い方や手数料・利息について書きました。↓

Dhrama

Dhrmaはちょっと複雑な仕組みになっています。私も完全に理解はできてないと思いますが、他の3つのDefiと違いDhramaは「土台となる仕組みを提供している」と考えて良いかと思います。

Dharmaには「借りたい人( Debtors )」と「貸したい人(Creditors)」の間に、「借りたい人の信頼度を評価して債務トークンを発行する人(Underwriters)」「債務トークンを並べて貸したい人に提示する人( Relayer )」の2種類の役割が間に入ります。

Dharmaの仕組み
dharmaホワイトペーパーより

なので我々のような貸し出したいユーザーは、「債務トークンを提示するRelayer」を見て貸し出すかどうか決めれば良いわけです。

現在、 Relayerとして機能しているのは「Bloqboard」です。bloqboardは現在ベータ版ですが、一つのプラットフォームで[Dharma][Compound][Maker Dao]の借入、貸出が利用できます。

また、現在「Dharma Lever」というプラットフォームをDharmaが準備中のようです。

Dharma

Maker Dao

maker daoはステーブル通貨DAIを発行しています。こちらはレンディングはできません。ETHを担保にしてDAIを発行(借り入れ)できます。 現在の借入利息は年利1.5%です

担保は借入額の150%以上を保つ必要があり、それを下回ると清算されて13%のペナルティが担保から差し引かれてETHが返却されます。

また、借り入れ利子はMKRで支払い、そのMKRはバーンされます。

Maker daoのCDP Portalのスクリーンショット

DAIの発行はMakerDAO CDP Portalから行えます。またBloqboardからも行えます。

MakerDAOのさらに詳しい仕組みやDAIの価格安定メカニズム等の説明は以下の記事が参考になります。

MakerDAO daiガイド – Watata Crypto Medium – Medium
Makerdao&daiについて詳しく書いたよ

集権型レンディング

集権型のレンディングプラットフォームは、主にFXをするユーザーに貸し出したり、借り手に利子をつけて貸し出して利息を貰うシステムです。

借り入れ側と貸出側を仲介して資産を管理する中央機関を信頼して預ける必要があります。

集権型のメリット

  • 分散型より利率が良い場合が多い
  • パスワードを紛失しても回復手段がある
  • レンディングできる通貨の種類が多い

分散型よりも利率が良い場合が多い

全ての通貨に対してではないですが、一般的に分散型より集権型の方が利率が良い場合が多いです。

例えば、現在のBitfinexのUSDの利率は5%前後ですが、CompoundのDAIの利率は2.5%前後です。

bitfinex-compoundの利率比較

とはいえ、一概にそうとも言えず、分散型の方が利率が良い場合もあります。

パスワードを紛失しても回復手段がある

アカウント情報を管理している機関に預けているので、パスワードやIDを忘れてしまっても回復手段が用意されているので、分散型のように紛失がそのまま資産の喪失にはなりません。

レンディングできる通貨の種類が多い

分散型のようにETHのスマートコントラクトを使用していないのでERC20トークンの縛りがありません。なので、BTCやLTC、XRPなどの通貨もレンディング可能です。

集権型のデメリット

  • 管理している機関へのハッキングリスクがある
  • 手数料が高い場合がある

管理している機関へのハッキングリスク

集権型の一番のデメリットはこれです。自分のアカウント情報を自分でしっかり守っていても中央機関がハッキングされてしまうとレンディングしている資産を失う可能性があります。

手数料が高い場合がある

貸出と借り入れを中央機関のサービスを使って行うので分散型よりも高い手数料を支払う必要がある場合があります。具体的な手数料はそれぞれのプラットフォームごとに異なります。

国内仮想通貨レンディングサービス4つ

国内の仮想通貨レンディングサービス4つを紹介します。国内レンディングサービスは手数料は無料、全て最低貸出数量とcoinon以外は資金拘束期間が設定されています。

コインチェック

貸出期間によって利率が変わります。貸出アカウントに入金してある分は「分別管理」の対象外ですので注意して下さい。

  • 利率は貸出期間により1~5%
  • 対応通貨は9種類
  • 貸出期間は14日から365日まで選べる
  • 最低貸出数量は10万円相当以上

XRPなどの人気通貨は貸出申請しても承認まで1ヵ月以上掛かる場合があります。

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ビットバンク

貸出数量により利率が変わります。こちらもレンディングした資産は「分別管理」の対象外ですので注意して下さい。

  • 最低貸出数量は1BTC
  • 現在対応通貨はBTCのみ
  • 利率は5BTC未満⇒3%、5BTC以上10BTC未満⇒4%、10BTC以上⇒5%
  • 資金拘束期間は1年間のみ

募集のある月のみ応募できます。利息計算のスタートは募集終了の翌日からとなります。

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GMOコイン

GMOコインは不定期に貸仮想通貨が募集されます。2018年には3回(BTC2回・アルトコイン1回)募集がありました。

  • 貸出期間は90日~180日(実績)
  • 年利は5%(実績)
  • 最低貸出数量は10BTCと高め

募集期間は2週間から3週間ぐらいで上限以上の応募の場合は先着順か抽選になるようです。いつ募集が開始されるか分かりません。

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CoinOn

CoinOnはVOYAGE GROUP(東証1部上場)とカウンティアの合弁会社により運営されているBTCレンディングサービスです。

  • 現在の年利は10%前後(変動します)
  • 最低貸出数量は1BTC、最大20BTC
  • 資金拘束期間は24時間のみでいつでもキャンセル可能
  • 日利で利息が貰えるので複利が可能
  • 貸出終了後出金できる状態になるまで最大5営業日掛かるみたいです。

貸出申請が上限を超えると入金が制限されます(現在制限中)

運営会社について

運営会社のHPを見てみるとVOYAGEはアドネットワークやPEXなどのポイントサイト、スタートアップへの先行投資をしている企業。カウンティアはフィンテックシステム・内部監査・財務戦略支援が主な事業のようです。

カウンティアのアイデアを東証1部のVOYAGEが投資して支援しているという形だと思います。

気になる部分として、CoinOnのサイトに「セキュリティ」という言葉が見当たらない事です。また、運営会社も資産保護を事業としているわけでもなく、仮想通貨のハッキングにどのくらい気を配って耐性があるのかが分からないという部分です。

自動BOTで操作できるレンディングプラットフォーム4つ

以下の4つの取引所はCOINLENDCryptLendなどの自動レンディングBOTで操作できます。どちらも基本は無料で利用できて、詳細な設定をしたい場合は利息の3%の手数料が必要です。

これらのプラットフォームは利率がリアルタイムで変動します。

COINLENDの使い方は詳細は以下の記事でどうぞ

Bitfinex

香港の取引所です。仮想通貨とUSD、EUROなどもレンディングできます。

  • 対応通貨は28種類
  • 最低貸出数量は50USD相当の通貨
  • 手数料は利息の15%
  • 2日から30日の間でレンディング可能
Bitfinex
The largest and most advanced cryptocurrencies exchange

Poloniex

アメリカの取引所です。仮想通貨のみレンディングできます。

  • 対応通貨は12種類
  • 最低貸出数量は通貨により異なるのでこちらから確認できます。
  • 手数料は利息の15%
  • 2日から60日の間でレンディング可能
Poloniex - Crypto Asset Exchange

Cobinhood

台湾の取引所です。日本人はKYCが通りません。

  • 対応通貨はCOINLENDからは3種類。本サイトからは4種類。
  • 最低数量は調べたのですが不明でした。
  • 手数料は利息の50%と高いです。
  • 2日から30日の間でレンディング可能
COBINHOOD | Zero Fee Cryptocurrency Exchange
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LIQUID

日本の取引所ですが、日本人はレンディングは利用できません。

  • 対応通貨は11種類
  • 最低数量は調べたのですが不明でした。
  • 手数料は利息の50%と高いです。
  • 拘束期間に定めが無く、借り手が返さないと返却されません
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BitGoがカストディアンとして提携しているレンディングプラットフォーム

Celsius Network

イギリスの貸出・借入プラットフォーム。COINLENDとも提携しています。アップデートで日本とニューヨーク・ワシントン・イスラエルの人は既に入金済みの通貨の出金のみに制限されました。

  • 対応通貨は16種類
  • 利率は3~7%で週1回のペースで変動
  • 手数料無し・出金も無料
  • 毎週月曜日の利息支払い、複利は無し
  • 資金の拘束期間もありません。

2018年にCELトークンでICOをしました。将来的にCELの保有期間と保有量で利率が優遇されるアップデートが行われる予定です。

こちらの記事もどうぞ。

Crypto Lending | BTC Interest | Celsius Network - Unbank Yourself
Earn BTC interest and interest on other cryptocurrency. Get a cash loan using your crypto as collateral. With Celsius Network you can Unbank Yourself.

NEXO

nexoはCredissimoという10年以上続くEUの金融規制当局に登録されている企業のサービスです。財務的な監査はデロイト社より受けていることを公表しています。

既に実績のある企業のプラットフォームでBitGoがカストディアンというのは他より安心感があるような気がします。

  • 現在貸出できるのはステーブル通貨のみ
  • 最低貸出額はTUSDとUSDTのみ1ドルから。それ以外は10万ドルから
  • 現在のレンディング利率は6.5%
  • 手数料も無料/拘束期間も無い模様です

また、NEXOというトークンでICOを行っており、NEXOホールダーに利益の30%を分配する仕組みがあります。ただし、配当の頻度はまだ決定されていません。

Nexo Wallet - Instant Crypto Credit Lines
Nexo - 世界初のインスタント仮想通貨担保融資。運用元は、10 年以上の歴史を持つヨーロッパ有数のフィンテックグループ Credissimo です。

CRED EARN

CRED EARNはCREDUpholdが提供する貸出プラットフォームです。credがupholdのユーザーデータをOAUTH認証という技術を使って運用しているようです。

Credは取引所バイナンスの投資ファンド「Binace Labs」からも投資を受けています。Upholdは米金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)に登録している様々な法定通貨と仮想通貨に対応したウォレットサービスです。

upholdはBATのBraveブラウザとも提携しています。

  • 現在貸出できる通貨は仮想通貨3種とUSD・EURO・XAU(金)
  • 最低貸出数量は無し
  • レンディング利率は3~10%
  • 手数料は無料
  • 資金ロックは6ヵ月で3か月ごとの配当です。

CredはLBAトークンでICOをしました。10,000 LBA(現在100ドル程)をupholdのウォレットに入れておくとXRP,ETH,USDの年利が2%優遇されます。

Cred Earnの利息計算は特殊・ドル払い

Cred Earnの一番の特徴は、利息計算開始時点の通貨をドル換算し、その価格に対しての利息が3か月ごとにドルで支払われることです。

貸し出した通貨が値上がりしても、値下がりしても利息は一律です。これには一長一短ありますが、悪い仕組みでは無いと思います。

CredEarnでレンディングしてみたので記事にしました。

公式サイト↓

CredEarn

Geminiがカストディアンとして提携しているレンディングプラットフォーム

BlockFi

2017年から仮想通貨を担保にしたドル貸付サービスを展開していたようです。2019年3月から個人でのレンディングが可能になりました。

  • 対応通貨は現在BTCとETH
  • 最低貸出数量は1BTCと25ETH
  • いつでもキャンセル可能だが最大7日間の引き出し保留期間がある模様
  • 年利6%で利息が発生し、月に1回支払い。複利効果で1年間約6.2%になります。
  • FAQを読んだりチャットで質問したところ、手数料は無い模様です
Bitcoin Loans | Crypto Asset, Investment & Wealth Management
BlockFi helps crypto investors manage digital assets and grow their net worth through services such as Bitcoin loans, or interest account services.

その他レンディングプラットフォーム

OKEX Piggy Bank

香港の取引所です。あまり話題になりませんでしたが、実はOKEXにも「piggy bank」というレンディングサービスがあります。

  • 対応通貨は現在13通貨
  • 最低貸出数量は無し
  • 資金拘束は3日間
  • 利率は日々変動します。
  • 手数料は利息の15%です。

Piggy BankのFAQによれば3日で1セットの仕組みです。貸し出し1日目には利息が付かず、2日目に利息が付きます。3日目に返却されますが、3日目にも利息は付きません。

なので、3日に1回しか利息が支払われないのであまり効率は良くありません。

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SALT

SALT lendingはアメリカのレンディングプラットフォームです。現在は借入のみ可能なようです。

SALTをたくさん購入すると貸し出しも行える資格が得られるという情報もありましたが、日本はサービス対応地域ではないため登録できず、調査できませんでした。

2017年にSALTでICOを行い、SALTの保有量で借り入れ利子が優遇されるようです。

2018年末にSALTがSECの調査対象になったり、2019年2月にバイナンスから上場廃止になったりと通貨としてはちょっと厳しい状況のようです。

SALT Lending
SALT lets you leverage your blockchain assets to secure cash loans. We make it easy to get money without having to sell your favorite investment.

ハイリスク・ハイリターンな取引所レンディング

以下の2つはレンディング利率は高いですが、取引所としての歴史が浅く、なんとなくですが、ハイリスクなプラットフォームだと思います。

ポイントサイトやFAUCETサイトで貰ったsatoshiをレンディングするには良いと思います。

FCOIN

中国の取引所です。一時期FTトークンで話題になりました。取引所のBOTにより出来高やFTトークンの価格操作疑惑が上がったりとした取引所でもあります。

レンディングするには「FINANCIAL ACCOUNT」に資金を移動するだけで良いようです。(資金の移動は1日1回のみ可能)。

  • 対応通貨は7種類
  • 現在の年利はなんと13.94%
  • 毎日利息は発生するが支払いは毎週月曜なので週ごとの複利が可能
  • 最低貸出数量・手数料は恐らく無し

2018年にはFTトークンや取引所マイニングとかが流行ってたみたいですが今はどうなんでしょうか。ちなみにFCOINJPでも同じ利率ですが、対応通貨が少ないようです。

FCoin

Bitrue

シンガポールの取引所です。XRP基軸の通貨ペアがたくさんある事で少し話題になりました。まだ新しいのでハッキング等のネガティブなニュースは出てきていませんが、利息が高いのが気になります。

  • レンディングできるのはXRP/TRX/ステーブル通貨
  • 手数料無し・資金ロック無し
  • 最低貸出数量は3~4ドル相当の通貨
  • 年利は全て7.3%で手動で複利が可能

Bitrueでは日本時間の11時と23時にレンディングの受付が開始され、規定数量に達すると締め切られます。間に合わなかったら、次の受付開始まで待つ必要があります。

初回登録で5XRP~10XRP貰えて、1日1回のログインボーナスで0.01XRP貰えるので登録だけはしています。

Bitrue leads you to fortune.
Be it bullish or bearish, master or rookie, Bitrue leads you to fortune.

まとめ:分散型か集権型か、どうやって使い分けるか?

これまで21個のレンディングプラットフォームを紹介してきました。やはりリスクを考えると、もっと分散型のプラットフォームが広まって成長していって欲しいと思います。

とはいえ、集権型の利率も魅力的です。現在私はBitfinexでUSD、ETHLendでETH、Nuo NetworkでDAIをレンディングしています。またFAUCETサイトでコツコツためてFCOINかBitrueも使うつもりです。

分散型ではDhrama、集権型ではNEXO、CREDをこれから使ってみてバランスを考えていきたいと思っています。

追記:仮想通貨を持っていると仮想通貨の中だけで考えがちですが、個人的にステーブルコインをカウンターパーティリスクのある所に預けるなら、その資金を株やインデックス投資に回した方が良いような気がします。

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