BlockFiに登録しレンディングする方法、リスク、手数料、貸出資金の流れを考察

BlockFiでレンディングする方法、リスク、手数料、貸出資金の流れを考察仮想通貨

どうもバカルダーです。今回はBTC、ETH、GUSDをレンディングできる「BlockFi( ブロックファイ )」の登録・利用方法や手数料・リスクについて紹介します。

BlockFiとは

BlockFiは2019年3月から一般投資家も参加できるようになったビットコイン及びイーサリアムの借入・貸出プラットフォームです。現在、日本のアカウントでも利用可能です。

貸出可能な通貨は現在、BTCとETHです。借入時の担保にできる通貨はBTC、ETH、LTCです。

最新プロモーション情報

2019年10月末までに以下のリンクからBlockFiに招待コードを入れて新規登録&100ドル以上をレンディングすると10$分のBTCが貰えます。

招待コード: fb11aef5

リンク⇒BlockFiでレンディングする

※BTCは11月の配当日に貰えます。それまでアカウント内に保有しておく必要があります。

詳細⇒10$BTCプロモーション公式ページ

一般向けに独自通貨のICOは行っておらず、アカウント作成とKYCを完了させれば誰でも利用する事が出来ます。

金利の出所

Blockfiは現在、借り手に年利4.5%~11.25%(LTVにより変化)+融資開始手数料2%で貸出し、貸し手に3.3%~6.2%の金利を支払っています。

BlockFi 公式リンク

「国内外仮想通貨レンディングサービス21個まとめ記事」にて「集権型のレンディングサービス」に分類しています。他のプラットフォームとの比較は以下のまとめ記事へどうぞ。

国内外仮想通貨レンディングサービス/DApps比較マップ・21個まとめ
国内/海外の仮想通貨レンディングプラットフォーム/DApps(Defi)を21個まとめて比較したマップを作成しました。分散型・集権型のそれぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します。

リクルート、コインベース等から出資を受けている

Blockfiはアメリカの大手取引所コインベースや、投資信託の販売・運用会社フィデリティ、日本のリクルート等の大手企業から約64億円の資金を調達しています。

BlockFiの資金調達元
リクルート、仮想通貨を担保とした法定通貨貸付サービスを提供するBlockFiへ出資 | Recruit - リクルートグループ
リクルートグループの関連事業・サービスの紹介、ニュースリリース等のグループ情報サイトです。一人ひとりに「まだ、ここにない、出会い。」を提供していきます。

カストディはGemini(ジェミナイ)と提携

BlockFiに預けられた資産はGeminiによって保管されます。 GeminiはGUSDの発行体であり、ウィンクルボス兄弟が運営、取引所やカストディサービスも提供しています。

ニューヨーク州金融サービス局(NYSDFS)に登録されており、デロイト社のセキュリティテスト( SOC 2 Type 1 報告書を取得)を通過しています。

顧客資産の大部分はコールドウォレットに保管され、ホットウォレットはアマゾンウェブサービス「AWS」でホストされています。ただ具体的な割合は公表されていません。

Security
The Next Generation Digital Asset Exchange

BlockFiの借入・貸出金利と出金手数料

借入・貸出金利は以下のようになっていますが、今後変動すると思われます。

利率・手数料など
~10BTC6.2%
~100ETH3.3%
GUSD8.6%
最低貸出量無し
貸出時の資金ロック期間無し
借入(10,000USD~)4.5~11.25%
融資開始手数料2%
BTC出金手数料月1回まで無料
ETH出金手数料月1回まで無料
出金手数料と最低金額が改善!

2019年9月より月に1回まで出金手数料が無料になりました!それ以降は、0.0025BTC及び、 0.0015 ETH です。

また以前までの最低貸出量の制限がなくなりました。

貸出金利については年利6%で計算されて複利が可能です。1年預けて約6.2%になります。

オーバーした預金の利率

また、10 BTC 以上の貸し出し分は年利2.2%、100ETH以上は0.2%になります。例えば11BTCをレンディングした場合、10BTCは年利6.2%、1BTCは年利2.2%で計算されます。

利率や最大貸出量は変化していますので、こちらの”BlockFi Interest Rate”のページで最新の状態をチェックしてください。

借手の金利はLTVによって変化します。現在の借入金利はこちらのローン金利計算ページの「TOTAL INTEREST」で確認できます。

※オリジネーション手数料(融資開始手数料)は借手のみ必要で借入額から自動で差し引かれます。

好きな通貨で利息を受けられるようになりました

2019年9月のアップデートで利息をBTC/ETH/GUSDの中から好きな通貨で受け取れるようになりました。

受け取り利息の設定は、Settingメニューの「Interest」をクリックして「All interest paid in the currency of your choice (Flex)」の部分から好きな通貨を選択して変更できます。

SAVE CAHNGESを押すのを忘れないようにしましょう。デフォルトに戻したいときは「Interest paid in the same currency deposited (Default)」にチェックを付けて保存します。

月末の48時間前までに変更すれば、翌月最初の支払いから反映されるみたいです。

BlockFiでレンディングする方法

BlockFiのレンディングは簡単です。以下の3つの手順で完了します。

  1. アカウントを開設
  2. KYCを済ませる
  3. アカウントに入金

アカウントを開設

まず、BlockFiのサイトへアクセスして「GET STARTED」をクリックして、メールアドレスとパスワード、利用規約をチェックしてアカウントを作成します。

Blockfiの登録方法

登録アドレスに認証メールが届くので認証もしてください。

KYCを済ませる

アカウントの開設が完了したら、BTCの「DEPOSIT」をクリックするとKYCを要求されますので以下の画像を参考に英文で入力してください。

BlockFiのKYC方法
電話番号は日本なら+81から始まるやつです。アカウントのタイプは個人の方なら「INDIVIDUAL」で大丈夫です。

続いて、本人確認書類をアップロードします。運転免許証かパスポートが良いでしょう(日本語の書類でも大丈夫なようです)。

2段階認証を設定

右上のメニューの「Setting」から「Account & Security」で2段階認証を設定できます。セキュリティのために必ず設定しておきましょう。

アカウントに入金

KYCが完了したら、BTCかETHの「DEPOSIT」をクリックすると入金用のアドレスが表示されますので、そこに入金して完了です。

利息の払い出しのタイミングと出金時の注意点

BlockFiは日毎に利息が計算されますが、払い出しは毎月1日のみです。

全額出金するタイミングは毎月1日がいいかも

出金のタイミングについては、月末に全額引き出してしまうと翌月の1日に残高が利息分だけになってしまい、出金手数料が必要になってしまいます。

なので引き出すなら利息を貰える毎月1日が無難だと思います。

BTCの出金手数料がやたら高い(毎月1回は無料)

ETHの出金手数料が0.3ドル前後なのに比べて、BTCの出金手数料が0.0025BTC(BTC100万円なら2500円)とかなり高いので、BTCをレンディングしたい場合はあまりこまめに出金はしないほうが良いでしょう。

ただし、毎月1回は無料で出金できます。

出金システムは手動の2段階認証から改善されてシンプルに

出金に関しては、拘束期間が無く、いつでも引き出し申請は可能です。以前は手動の2段階認証で複雑な手順が必要でしたが、今は2FAアプリを使ったシンプルな仕組みになっています。

BlockFiから出金する

注意点としてはBTCの出金手数料が高い事と、大抵1営業日以内に出金完了しますが、最大で7日間掛かる場合がある事です。

また、具体的な金額は不明ですが、大きな金額の場合、より詳細な本人確認が手動でされるようです。

BlockFiで借り入れする方法

借入したい場合はメニューの「Crypt Loans」から行います。借入は最低1万ドルから可能で、最大12ヶ月借入が可能です。

担保はBTC、ETH、LTCが選べます。LTVは50%までなので、借入金額の150%以上の仮想通貨を預ける必要があります。

BlockFiの借入方法

また、担保の出所、借入金額の使い道、どうやってBlockFiを知ったか?の項目を選択して[Continue]をクリックして進み、住所や名前等を入力して融資を申し込みます。

BlockFiの借入目的

借入はUSDまたはGUSDが選べる

借り入れはUSD以外にもステーブルコインのGUSDでも可能なので、銀行口座でなく自分のウォレットアドレスに直接入金してもらう事もできます。

BlockFiのリスクと資金の流れを考察

BlockFiは集権型のプラットフォームですので、他のレンディングプラットフォームや取引所と同じようなカウンターパーティリスクがあります。

具体的に言うと、GeminiのウォレットへのハッキングやBlockFi自体の破綻リスクです。

BlockFiはまだスタートしたばかりなので、すぐに破綻する可能性は低いと思いますが、ハッキングに関しては予測不能です。銀行預金のように保証がない事をあらかじめ知っておく必要があります。

借手が返却しない・債務不履行が起こるとどうなる?

基本的に仮想通貨のレンディングプラットフォームは借手に過剰担保が求められます。

この仕組みにより、借り手の「資金の使い道」や「信用できるか?」を詳しく調査せずに貸出を行い、運営しています。これは分散型のDefiも同様です。

LTV70%でマージンコール、80%で清算開始

BlockFiの場合はLTVが70%になると借り手に通知が届き、追加の担保を入れるか、現在の担保を使いLTV50%に戻すように促されます。

例:BTCの価格が1000ドルの時、1BTCを担保に500ドル借ります(LTV50%)。

その後、1BTCの価格が714ドル(LTV70%)になると「マージンコール」が起こります。借手は追加の担保を入れて担保の合計を1000ドル以上にするか、担保から返済を行い、LTV50%以下に戻すことを求められます。

その通知を無視して、さらにBTCの価格が625ドルに下がった場合(LTV80%)はLTV70%になるように担保が強制的に清算されて元本の返済が行われます。その後もLTVが80%になるたびに清算が行われます。

このように仮想通貨レンディングプラットフォームの多くは過剰担保と自動清算の仕組みで信用調査にかかるコストや回収費用を削減しています。

リスクは誰に貸しているか?より担保にしている通貨の短期間での暴落

なので、債務不履行による損失の可能性としては、担保にしているBTC、ETH、LTCが短期間で暴落してしまい、自動清算が間に合わない事態が起こった時です。

徐々に相場が下落している時は自動清算により元本が保たれますが、短期間にBTCが50%下落してしまった場合などは清算が連続して起こりblockfiや貸出顧客に損失が出る可能性があります。

貸出・担保にした資産の流れの仮説

BlockFiに貸し出し or 担保にした資産がどのように移動していくのかについて2つ仮説を立てて図にしてみました。

BlockFiの資金の流れ
仮説1:顧客からの預け入れは全て一度コールドウォレットに保管され、必要な分だけホットウォレットに移動するという流れです。
BlockFiの資金の流れ2
仮説2:貸出資産と借り手が払う利息が常にホットウォレットに保管される。仮説1より引き出し申請に柔軟に対応できる?

この2つの図をサポートに送って正しいのか質問してみましたが、詳しくは教えてもらえず、近いうちに発表するという返事が来ましたのでまだ正確には分かりません。

借り手の担保がコールドウォレットに保管されるのは恐らく正解だとは思いますが、貸し手の資金の内、貸し出されて無い資金がどこに保管されるのかは気になる所です。

まとめ、BlockFiの今後

ここまでBlockFiについて紹介してきました。正直、まだスタートしたばかりで

  • 最低貸出量が高め
  • BTCの出金手数料が高い

という部分がちょっと使いにくいなという印象です。とはいえ、テレグラムやメルマガの情報によると最低貸出数量も低くなる予定のようです。(ベータ版で最低貸出制限無しのアップデートが始まりました。)

追記:最低貸出量の制限もなくなり、出金手数料も大幅に改善されてかなり使いやすくなりましたね

また、担保通貨やレンディング可能通貨にXRP等も追加されるかもしれません。

もっと使いやすくなって他のレンディングプラットフォームと気軽に併用できるようになる事を期待しています。

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