CredEarnでレンディングする方法/Upholdの登録から注意点・リスクについて

CredEarnでレンディングする方法と注意点とリスク 仮想通貨

どうもバカルダーです。この記事ではCredとUpholdが提供する仮想通貨レンディングプラットフォーム「Cred Earn」の使い方や注意点・リスクについて紹介します。

Cred Earnとは?

Cred EarnはCREDがUpholdのユーザーデータをOAUTH認証という技術を使って提供している仮想通貨レンディングプラットフォームです。

仮想通貨レンディングプラットフォームの全体像では集権型に分類しました。他のプラットフォームとの比較は以下のまとめ記事へどうぞ。

国内外仮想通貨レンディングサービス/DApps比較マップ・21個まとめ
国内/海外の仮想通貨レンディングプラットフォーム/DApps(Defi)を21個まとめて比較したマップを作成しました。分散型・集権型のそれぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します。

Credについて

Credは仮想通貨を担保にしたオンラインで完結する金融ローンを行う企業です。

2018年に「Libra Cradit(LBA)」というトークンでICOを行いました。LBAはユーティリティトークンとして扱われ、現在ではホルダーに対して貸出利率の優遇が行われており、今後もっと使い道を増やしていく予定のようです。

LBAはBittrexやhuobiなどで上場しています。

アメリカでは現在28の州で利用可能であり、カリフォルニアでは「Lender’s License」を受け取っているようです。

Cred Secures California Finance Lender’s License
Cred now active in 121 countries and more than half of United States

また、Binanceの投資ファンド「Binance Labs」からも投資を受けています。カストディアンにはBitGoと提携しています。

バイナンスからクレッドへの投資

Upholdについて

Upholdは23種類の通貨、9種類の仮想通貨、4種類の資源を1つのプラットフォーム内で両替できるウォレットサービスです。海外の場合は銀行出金にも対応しています。

Upholdは米金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)の規制下にあり、資産の透明化も重視しているようでこちらのページで現在の準備金が通貨ごとにリアルタイムで更新されています。これは資金の移動を全て追跡・検証可能なブロックチェーンで記録することにより提供されています。

また、OAUTH認証を使ってCredEarn以外にも様々な投資アプリをUpholdを仲介して使う事ができます。

OAuth認証

OAuth認証は簡単に説明すると、事前に承認された(アクセストークンを付与された)アプリケーションのみにデータを渡し、利用できるようにする技術です。

  1. CREDがUpholdにユーザーデータを渡すようにアクセストークンを添えて要求。
  2. 要求を受けたUpholdではアクセストークンが正しいか検証。
  3. アクセストークンが正しければ、ユーザーに許可を取り、データをCREDに渡す。

アクセストークンを検証することによってデータの悪用を防いでいます。より詳しい仕組みは以下の記事が参考になります。

一番分かりやすい OAuth の説明 - Qiita
# **はじめに** 過去三年間、技術者ではない方々に **OAuth**(オーオース)の説明を繰り返してきました※1,※2。その結果、OAuth をかなり分かりやすく説明することができるようになりました。この...

Cred-Uphold-BitGoの関係[Universal Protocol]

Cred,Uphold,BitGoは「Universal Protocol」というプロジェクトのメンバーでもあります。その他にはBATのBrave、取引所のBittrexなどがメンバーです。

Cred-Uphold-BitGoの関係[Universal Protocol]

Universal Protocolとは

Universal Protocolは異なる分散型ネットワーク間での共通言語を提供することで、1つのプラットフォーム・ブロックチェーン上でトークンを交換できるようにするプロジェクトです。

仮想通貨だけでなく、不動産などもトークン化されて交換できるようにする予定です。

現在、UPBTC(BTCペッグ)とUPUSDやUPEUROなどのステーブルコインの発行が予定されています。

追記:UPUSDはアフリカとラテンアメリカのupholdユーザーは既に使用できるようになっている模様です。

また、 Universal Protocolプラットフォーム でユーティリティトークンとして使用されるUPT(ユニバーサルプロトコルトークン)のICOが2019年4月1日まで行われています。

興味のある方は以下のページを参照してください。

Cred Earnの貸出・借入の利率や特徴

現在のCredEarnのレンディング利率は以下のようになっています。XAUはゴールドです。

追記:Upholdとは別にTUSDを年利8%でレンディングできるサービスもオープンしました。またTRXも年利10%でレンディングできるサービスもリリースされました。

通貨利率通貨利率
BTC,BCH10(8)%UPBTC10(10)%
XRP9(7)%ETH7(5)%
LBA10(3)%UPUSD10(7)%
UPEURO8(5)%GOLD3(3)%
USD8(3)%EURO,GBP8(3)%

LBAを持ってると利率がお得に

10000LBAをUpholdのウォレットに保管していると仮想通貨の利率が2~5%アップします。

利息の計算方法。毎月1日と15日からスタート

CredEarnの利息は毎月1日と15日に計算が開始されます。利息計算開始までにダッシュボードで貸出申請をしておく必要があります。

計算方法は計算開始時点でUSD換算され、その価格に対して利息が付きます。レンディングした通貨が上昇しても下落しても利息は変わりません。

例えば4月1日時点でのBTCの価格が4000ドルだったとして、1BTCを貸出しするとその後のBTCの価格に関係なく、3か月後に100ドル、6か月後に100ドルと1BTCが払い出されます。(年利10%の場合)

1日と15日までならいつでもキャンセル可能

一度貸出申請を出した後でも、1日と15日までならいつでもキャンセル可能です。また、貸出総額が多すぎた場合は次のセットまで保留される場合があるそうです。

資金拘束は6ヵ月、利息は3か月ごとでUSD払い

レンディングした資産は6ヵ月の間拘束されて3か月ごとに払い出されます。払い出されるのは貸し出した通貨では無く、USDでUpholdのウォレットに入ります。

ちなみに現状は払い出しはUSDしか選択できませんが「UPUSD」や「UPEURO」が発行されればほぼ間違いなくオプションとして選択できるようになると思います。

Cred Earnの貸出・借入の利率や特徴
③のゴミ箱マークでキャンセル可能。④の部分が予定利息と配当日

借入はまだできない

借入はまだできませんが、HPをみるとLTV50%まで、利子9%、期間3年、担保:BTC,ETH,XRPになる予定なのが確認できます。

恐らくLBAホルダーは何らかの優遇があるはずです。

リスクや注意点、手数料について

バイナンスが投資していて、カストディアンはBitGo、BATやBittrexともプロジェクトの同盟という点から何だかとても安心できそうなプラットフォームだと思ってしまいそうですが、やはりリスクはあります。

カウンターパーティリスク

自分のアカウント情報は自分で管理するのは当然として、考えられるのは「ハッキングリスク」「Cred破綻リスク」「Uphold破綻リスク」等があります。

やはりまだ銀行預金の感覚で資金を預けてはいけません。

注意点:Upholdの手数料が結構高い

注意点としてはUpholdの手数料が結構高い事です。Cred側では貸出に対して手数料は掛かりませんが、Upholdで両替や出金するときに手数料が掛かります。

出金手数料

全ての仮想通貨の出金手数料は2.99ドル。それに合わせてマイナーに支払うトランザクション手数料も別途必要です。

Uphold会員同士の送受信は無料です。銀行出金の場合は3.99ドル掛かります。

両替手数料

両替手数料は通貨により異なります。主な手数料は以下の通りです。

通貨手数料率
ドル、ユーロから両替0.65%
BTCから両替1.05 %
ETH,XRPから両替1.4 %
LBA,BATから両替1.95 %

また、クレジットカードで入金すると3.99%掛かります。より詳細な手数料はこちらページで確認できます。

Cred Earnでレンディングする方法

では前置きがとても長くなりましたが、CredEarnでレンディングする方法を紹介します。手順は以下の通りです。

  1. Upholdにアカウント登録する
  2. Upholdにレンディングしたい通貨を入金
  3. CredEarnで貸出申請をする

まずはupholdに登録します。

Upholdにアカウント登録する

まずはUpholdへ登録する必要があります。Upholdへアクセスして右上の「sign up」をクリックしたら、アドレス、パスワード、「 an individual 」を選択、国名を選択して「NEXT」をクリックします。

次に、個人情報を入力し、2段階認証を登録したらアドレス確認メールが届いて登録完了です。

KYCを完了する

upholdはKYCを登録する必要があります。ログイン後ダッシュボード上段の「Become a verified member」をクリックして詳細な住所とパスポートか運転免許証などをアップロードします。

KYCは数分で完了します。

Upholdにレンディングしたい通貨を入金

次にレンディングしたい通貨をupholdに入金します。今回はETHを入金する手順を紹介します。

デフォルトではETHのウォレットは表示されていませんので、「Add card/currency」をクリックします。

uphold入金

すると上の画像のような「Add new card」がポップアップしますので好きな名前を付けて、「Currency」の部分をEtherにして「CREATE」をクリックします。

入金用ETHアドレスを表示させる

入金用のアドレスを表示させるには、ETHウォレットのページの「Add funds」をクリックして「with Cryptocurrency or Utility Token」をクリックします。

upholdの入金アドレス

そして「Choose a cryptocurrency to send funds from」の項目からETHを選択して「Generate Address」をクリックするとアドレスが生成されます。

upholdアドレス表示

入金時の注意点:ETHウォレットにはETHを入金しよう

注意点は、ETHウォレットにBTCなどの他の通貨で入金出来てしまう部分です。

例えば、ETHウォレットのBTCアドレスにBTCを入金してしまうとuphold側で自動で両替が行われてETHに変換されます。

両替が行われますので、手数料が掛かってしまいます。なので入金する通貨と入金先のウォレットを統一するようにして下さい。

CredEarnで貸出申請をする

入金が完了したらCredEarnへ移動します。ダッシュボードへはウォレットページの「 Use funds」の下の方の「Partner apps」の欄にリンクがあります。

CredEarnのページに移動したら、一番下の「Go to CredEarn」をクリックしてダッシュボードへ移動できます。(最初は規約への同意や2FAが必要)

CredEarnのダッシュボードへ移動

ダッシュボードからレンディング申請をするには「Start Earning」をクリックします。

CredEarnで貸出申請

するとポップアップしますので、通貨の種類を確認して、数量を入力してconfirmをクリックして規約に同意して完了です。

LBAで利率が優遇される通貨は完了の前に確認が入ります。

CredEarnでレンディングする方法

申請が完了すれば毎月1日と15日から利息の計算がスタートします。

credearnの貸し出し説明
①スタート時のドル換算での価値 ②レンディングの状況 ③キャンセルできるボタン ④予定利息と支払日

上の画像は3月1日に利息計算が開始されたXRPと3月15日から利息計算を開始するBTCの画像です。利息が入ったらまた追記しようと思います。

LBAは買いなのか?

最後にLBAは「買い」なのか考察してみます。結論から言うと個人的には様子見が良いと思います。

現在LBAはレンディング利率の優遇というインセンティブがありますが、今後使い道は増えていくと思います。

とはいえ、ライバルであるNEXOはSECに準拠したセキュリティトークンであり、定期的に配当を出すシステムがあります。

またBlockFiには元々独自トークンが無く、Credの予定利率よりも低い利率で借り入れを行う事ができます。Celsiusも現状は独自トークンが無くてもサービスが受けられます。他のプラットフォームも同様です。

借入を行う人が居なければ貸出もできないので、借り手の視点からみると独自トークンが必要なく、低い利率で借りられる方に流れます。

今後、さらに類似サービスが増えそうな予感も含めて私は様子見します。

追記:LBAがめっちゃ上がってしまいました。

この記事を書いた当時から既にLBAが5倍以上になってしまいましたww。私は見る目が無いようです。

CredEarnの今後とまとめ

CredEarnは6ヵ月という他のプラットフォームより長い拘束期間のお陰で高い利率を提供していると思われます。あまり資金を集中させずに他のプラットフォームと使い分けていこうと思います。

今後ライバルとの競争が予想されますが、[Universal Protocol]というバックアップを背により安全に、より新しい仕組みを作っていくことを期待しています。

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