Bitrueは2種類のレンディングがある
シンガポールの仮想通貨取引所「Bitrue」はXRPをはじめ、15種類の通貨をレンディングして年利5.3%~13%の利息を貰う事ができる「Power Piggy」「BTR Lockups」という2種類の機能があります。
Bitrueレンディングの基本情報
Bitrueのレンディングの基本スペックです。
- 資金ロックの有無:無し or 30日
- 複利:手動で可能
- 受付は毎日11時と23時
- 配当間隔:毎日、日本時間01時
- 金利:通貨により異なる
- レンディング手数料:無料
Bitrueの資金ロック無しのレンディング「Power Piggy」について
Bitrueのレンディングは基本的に資金ロックが無いプランです。対応通貨と金利は以下のようになっています。(変動あり)
通貨 | 金利 |
BTC、XRP、ETH※ | 5.3~7.26% |
BCH、LTC、EOS | 5.3% |
BTR | 7.3% |
ステーブル | 10.3% |
SDT | 12% |
TRX、ADA、NPXS WAN 、HOT、VET※ | 5.3~7.26% |
LINK | ~7.3% |
各通貨の最低貸出量は以下です。比較的少額から可能なので手動で複利もしやすくなってます。
通貨 | 量 | 通貨 | 量 |
BTC | 0.01 | ETH/BCH | 0.1 |
XRP | 10 | VET | 1,000 |
USD | 4 | BTR | 1,000 |
HOT | 3,000 | TRX | 100 |
WAN/ADA | 100 | NPXS | 100,000 |
SDT/EOS | 10 | LTC | 0.5 |
※USDはステーブルコイン⇒USDT/TUSD/PAX/GUSD/USDC
Bitrue取引所独自通貨「BTR」保有で金利アップ
Bitrueの取引所通貨「BTR」を保有する事で、保有割合に応じて金利がアップする仕組みになっています。(BTRとステーブルコインの金利は固定)
計算式は「保有BTRの価値」/「レンディングした全資産」=M
- 2%<= M <5%の場合⇒1段階アップ
- 5%<= M <10%の場合⇒2段階アップ
- 10%<= M <15%の場合⇒3段階アップ
- 15%<= M <20%の場合⇒4段階アップ
- M> = 20%の場合⇒最高金利
※BTRをレンディングした場合はその分は差し引かれます。
Bitrueでレンディングする方法は?
資金ロック無しのレンディングは毎日、日本時間午前11時と23時に貸出受付が開始されるので、あらかじめ入金しておき、レンディングしたい通貨の受付ページへ行って手続きする必要があります。
通貨によって異なる上限が決まっていますので、受け付け開始と同時にすぐに操作しないと間に合わないこともあります。
Power Piggyのページへ行って、「Details」をクリックすると詳細な条件や次の受付開始までのカウントダウンを見る事ができます。
受付が開始されたら赤枠上段に数量を入力して、「Join」をクリックします。
VIP CAPを獲得して有利にレンディングを開始する事が可能
レンディングの上限は一般向けの「Community caps」とBTR保有ボーナスの「VIP CAP」があります。なので、VIP CAP保有者は非保有者より少ない競争でレンディングを開始できます。
VIP CAPは過去7日間の間に保有していたBTRの最低価値が一定以上あれば獲得できます。最初は200USDTからスタートして最大300,000 USDTまで上げる事ができます。VIP CAPは7日ごとにリセットされます。
Bitrueで複利レンディングする方法
Bitrueのレンディング利息は毎日「通常のウォレット」に入金されますので、最低貸出量を上回っていれば、それを再びレンディングして複利運用が可能です。
例えば、XRPの毎日の利息が10XRP以上あれば毎日複利でレンディングが可能です。ただし、貸出し受付競争に勝つ必要があります。
Bitrue30日ロック「BTR Lockups」のレンディングについて
Bitrueの30日間ロックのレンディングは不定期に募集されます。現在までに2019年12月24日と2020年1月20日に募集がありました。一定量のBTR保有が参加資格です。
※2020年6月追記:現在では常時開始可能になりました。
ロック期間があるのでさらに高金利になっています。具体的な金利は、USDTが13%、BTC、ETH、XRPが10.2%、BTRが7.3%となっています。
BTR Lockupsレンディングの始め方
BTR Lockupsでは「BTR+好きな通貨」を同時に30日ロックする必要があります。(BTRにも金利が付くので無駄にはなりません。)BTRをロックする量に応じて好きな通貨をレンディングできる量が決まります。
1BTRごとに0.5USD分の通貨をレンディングする事が出来ます。例えば1000BTRをロックすれば500USD分の通貨をレンディング出来ます。
自動計算ツールが用意されているので自分で計算する必要はありません。
始め方はメニューの「BTR Lockups」を選んでから好きな通貨の「Details」を押して進みます。
- レンディング金利です。「30日ロックした通貨+BTR」に金利が付きます。
- ロックするBTRに応じてレンディングできる量を計算してくれます。
- レンディングする量を入力して「Invest Now」を押してレンディングスタート出来ます
BTR Lockupsの最低貸出量
最低貸出量は以下の通りです。
通貨 | 最低量 | 通貨 | 最低量 |
BTC | 0.01 | ETH | 0.5 |
XRP | 500 | USDT | 100 |
不定期にルールが変わるので、BitrueのTwitterやテレグラムをチェック
Bitrueはルールが良く変わるので、レンディングをやりたい方はBitrueのTwitterやテレグラム、公式アナウンスページをチェックしておきましょう。
Bitrueの取引手数料について
Bitrueの取引手数料については以下の通りです。バイナンスが0.01(BNB払い0.075)%なのでそれより安いですね。
通貨 | 手数料 |
XRPペア | 0.08% |
XRPペア(BTR払い) | 0.048% |
その他 | 0.098% |
その他(BTR払い) | 0.0588% |
上の表のようにBTR払いで40%割引があります。BTR払いの設定方法は以下の画像を参考にしてください。
「アカウント」⇒「My Info」から「Using BTR to pay the fee」の部分を右にスライドさせて手数料のBTR払い設定完了です。
Bitrueレンディングのまとめ・リスク
- 毎日11時と23時にレンディング受付開始、配当は1時
- 「BTR」保有でレンディング金利アップ
- 高金利の30日ロックは「好きな通貨+BTR」に金利が付く
Bitrueのレンディングは全体的に高金利で毎日チャンスがあり、最低貸出量も低いので参加はしやすいかと思います。
Bitrueのリスクについて
Bitrueのレンディングには、BlockFiのGeminiやNexo、CredのBitGoのような政府に認可されたカストディアン等は関わっていないというリスクやFcoinのようにいきなり取引所が出金を停止してしまうリスクもあります。
XRPのレンディングならBitrueよりは金利が低いですが、GMOコインのレンディングも検討してみて下さい。
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