どうもバカルダーです。最近Kyashリアルカードがようやく到着しましたので、今回は「私の生活圏において」日頃の決済をキャッシュレス化してポイント還元を最大化する戦略を考えてみました。
ポイント還元最大化戦略に使用するキャッシュレス・クレジットカード・その他ポイントシステム
QRコード決済チーム
- 楽天PAY:0.5%
- LinePay :0.5%~5%
- PayPay :0.5%(~20%)
- OrigamiPay:吉野家で2%オフ
QRコード・バーコード決済チームには「キャンペーンによる大幅還元」という期間限定の大技をもったメンツが並びます。ただし、使える店舗が限られるというデメリットがあります。
まさに敵の弱点をピンポイントで突く物理系パワーアタッカーといったところ。
クレジットカード・プリペイドカードチーム
- Kyashリアルカード:2%
- Rexカード:1.25%
クレジット・プリペイドカードチームにはVISAやマスターカードという強大なバックグラウンドを持ち、オールラウンドに活躍する新旧の勇者タイプバランス型ユーティリティプレイヤーが並びます。
その他ポイントシステムチーム
- Tポイントカード:0.5%~1%
- WAONポイントカード:0.5%
- Pontaカード:1%
- Kiigo:nanacoチャージ専用
- ポイントインカム(ポイントサイト)
- PEX(ポイント両替)
その他ポイントチームには店舗限定のポイント上乗せ機能をもつ、補助系呪文を使いこなすバファー系プレイヤーが並びます。
キャッシュレス&ポイント還元最大化基本戦略
上記で挙げた、コード決済システム、クレジットカード、ポイントカードを組み合わせて還元最大化を狙いますが、基本的にすべて「kyashリアルカード+REXカード」の組み合わせを使います。
この組み合わせで最低でも3.25%還元を確保できます。また、クレジットカードを登録できる
QRコード決済アプリ(楽天PAY、PayPay、OrigamiPay)にはkyashを登録してポイントの多重取りを狙います。
もちろん、PayPayの20%還元キャンペーンやその他キャンペーンがある時はそちらも併用します。
店舗・用途別ポイント最大化戦略
ここでは、使用する店舗・用途ごとにポイント最大化の還元率をまとめています。各決済システムについては後述します。
スーパー・ドラッグストア
日ごろの食材や生活必需品の購入。ドラッグストアのウエルシアとVドラッグはPayPayが使えるのでキャンペーンが終わるまではPayPay+ポイントカードの21%還元が最も高いです。
決済 | マックスバリュ | コノミヤ | SEUYU | ウエルシア | Vドラッグ |
kyash | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
REXカード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ポイントカード | WAON:0.5% | × | × | Tポイント:1% | Lu Vit:1% |
PayPay | × | × | × | ○ | ○ |
楽天Pay | × | × | × | × | ○ |
合計 | 3.75% | 3.25% | 3.25% | 4.75% | 4.75% |
LinePay | × | × | × | 3.5% | 3.5% |
マックスバリュでポイント3重取り
マックスバリュはWAONポイントカードで0.5%上乗せできますのでスーパーとしては一番還元率を高くできます。
ただし、コノミヤという地元のスーパーは毎週月曜日全品10%引きという激熱イベントを行っているのでここも外せません。
SEIYUはあまり特売はしないですが、PBの調味料などはデフォルトで安いので使い分けたいですね。
ウエルシアは最大5.75%還元まで可能だが注意点も
ウエルシアはTポイントで1%上乗せ、PayPayで0.5%上乗せできます。さらにウエルシアは毎週月曜日はTポイントが2%になります(還元率5.75%)。
ただし、PayPayとkyashの組み合わせは月5000円までしか利用限度額がありません。
Vドラッグは楽天Payが使えてLu Vitポイントが1%上乗せ!
一方Vドラッグでは楽天Payが使えるので上限金額を気にせず使用できます。Lu Vitポイントが貯まる 独自のLu Vitカードについてはこちらのページを参照してください。
ウエルシアとVドラッグはLinePayのコード支払いが可能なのでマイカラーがホワイトでも4.5%還元(3.5+1)されますが、kyashを使った方が還元率が高くなります。
コンビニ
コンビニの場合、PayPaynの20%還元キャンペーンが終わる5月31日まではローソン、ファミリーマート、ミニストップでPayPay+各種ポイントカードで決済するのが最も還元率が高いです。
決済 | ファミリーマート | ローソン | ミニストップ | セブンイレブン |
kyash | ○ | ○ | ○ | ○ |
REXカード | ○ | ○ | ○ | ○ |
楽天PAY | ○ | ○ | ○ | × |
Tポイント | 0.5% | × | × | × |
WAONカード | × | × | 0.5% | × |
PONTAカード | × | 1% | × | × |
合計 | 4.25% | 4.75% | 4.25% | 3.25% |
LinePay | 3.5% | 3.5% | 3.5% | × |
ローソンが最も高還元!セブンイレブンとLinePayはまだ出番無しか
5月31日以降ならPONTAカードの1%還元のお陰でローソンが最も還元率が高いですね。
セブンイレブンはKiigoを仲介してnanacoにREXカードでチャージする技を使って1.25+1=2.25%還元という方法も可能ですが、それでもkyashを使った方がお得になります。
LinePayはマイカラーがホワイトでもセブンイレブン以外で3.5%+ポイントカード分の還元が可能ですが、やはりkyashを使った方が還元率が高くなります。
ネットショッピング
amazon | yahoo! | 楽天市場 | |
kyash | ○ | ○ | ○ |
REXカード | ○ | ○ | ○ |
Tポイント | × | 1% | × |
楽天ポイント | × | × | 1% |
ポイントインカム | × | 1% | 1% |
合計 | 3.25% | 5.25% | 5.25% |
ネットショッピングは私は上記の3つほどしかあまり使いませんが、ポイントサイトのポイントインカムを使う事により、5%以上の還元が可能になります。
ポイントインカムと交換レートについて
ポイントサイトはたくさんありますが、サイトの見やすさの部分でポイントインカムを使っています。だいたいどこのポイントサイトも似たような感じです。
ポイントインカムはポイントの交換レートが「 5,500 pt ⇒500 円」というように不利なレートのポイントもあるので、PEXというポイント両替サイトを仲介させます。
PEXを使う事で 「 5,000 pt ⇒500 円」 という無駄が無いレートで交換できるようになります。
amazonカードや楽天カード、Yahoo!カードを使っている方は
amazonカードや楽天カード、Yahoo!カードを使っている方は期間限定のキャンペーンなどを使うとkyash等を使わないほうが還元率が高くなる場合があると思います。
ファーストフード
ファーストフードでもPayPayのキャンペーンが使えるうちは松屋でPayPay残高払いが一番お得です。
マクドナルド | モスバーガー | ケンタッキー | 松屋 | すき家 | 吉野家 | |
kyash | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
REXカード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
楽天Pay | × | × | × | ○ | × | × |
OrigamiPay | × | × | ○ | × | × | 2%off |
PONTAカード | × | × | 0.5% | × | × | × |
楽天ポイント | 1% | × | × | × | × | × |
Tポイント | × | × | × | × | × | 0.5% |
合計 | 4.25% | 3.25% | 3.75% | 3.75% | 3.25% | 5.75% |
PayPay | × | × | × | ○ | × | × |
LinePay | × | × | × | 3.5% | × | × |
OrigamiPayの利用で吉野家は驚異の5.75%還元
ファーストフードでは、OrigamiPayの2%オフのお陰で吉野家は5.75%の超高還元が可能になります。
尚、松屋と吉野家はクレジットカード単体では使えませんが、QRコード決済アプリにkyashを紐づける事で間接的にクレジットカード払いができます。
松屋でのLinePayはマイカラーがレッド以上なら優位性あり
松屋においてはLinePayのマイカラーがレッド以上なら還元率が3.8%以上になるので、Kash+楽天Payよりも若干還元率は高くなります。
税金支払いのためのnanacoチャージでも1.25%還元
nanacoは主に税金支払いのために使います。
通常のnanacoクレジットカードチャージの場合はポイントが付かなったり、還元率が低くなる場合がありますが、「kiigo」というサイトを使えば、クレジットカードのポイントを貰いつつ、nanacoにチャージすることができます。
ただし、kiigoではkyashは使えません。還元率はREXカードを使って1.25%です。
店舗・用途別の最大化についてはとりあえず以上です。ここからはそれぞれの決済システムやポイントについて紹介します。
Kyashリアルカード:還元2%
VISAのシステムを使ったプリペイドカード。バーチャルカードとリアルカードが有り、VISA対応店舗ならほとんど使える。
リアルカードがあれば殆どの実店舗で使えるため、申し込みから到着まで1ヵ月以上掛かるのでお早めにどうぞ。
チャージ方法
クレジットカード・銀行・コンビニ
メリット・デメリット
クレジットカードをオートチャージして使えるので通常の使い方でもポイントの2重取りが可能です。さらに楽天PAY、ポイントカードを使用すれば最大4重取りが可能になります。
ただし、本人認証の3Dセキュアに対応していないのでPayPayでは月5000円までしか使えません。
REXカード:還元1.25%~1.5%
ジャックスが発行するクレジットカードです。ブランドはVISAとMasterが選べます。本人・家族会員共に年会費無料。ETCカードの発行も可能です。
還元率は2000円ごとに1.25%、毎週日曜日は1.5%まで上がります。基本的にこのカードをKyashに登録する事でポイント還元を最大化します。
デメリットはnanacoチャージ
nanacoクレジットチャージはポイント対象外ですが、後述する「 Kiigo 」というサイトを使う事で1.25%のポイント還元を受けられます。
楽天PAY:還元0.5%
楽天が運営するQRコード・バーコード決済システムです。還元率は200円で1ポイントで0.5%です。
対応店舗
ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、松屋、ピザーラ、ドミノピザ、エディオン、映画館等
チャージ方法
楽天に登録したクレジットカードで自動支払い
メリット・デメリット
楽天PAYの最も大きなメリットは、Kyashと併用が可能な事です。これにより、ポイント3重取り、4重取りが可能になります。
LinePAY:還元0.5~5%
Lineが運営するQRコード・バーコード決済システムです。還元率は0.5%~5%です。
以下の画像のようにコード支払いをすると3%還元率がアップします(2019年7月まで)。
- グリーン:決済金額 : 10万円/月
- ブルー:決済金額 : 5万円~9万9,999円/月
- レッド:決済金額 : 1万円~4万9,999円/月
- ホワイト:決済金額 : 0円~9,999円/月
対応店舗
ローソン、松屋、ビックカメラ、エディオン、コジマ、ウエルシアグループ、ラクマ、ZOZOTOWN等
チャージ方法
銀行口座、コンビニ、コードチャージ、カードレジチャージ
メリット・デメリット
マイカラーをブルー以上取れる方ならコード支払いで積極的に使いたいところです。
プリペイド式JCBカードも発行可能ですが、コード支払いではないので、還元率は下がります。また、クレジットカードと併用できないのでポイント3重取りができません。
PayPay:還元率0.5%(~20%)
ソフトバンクとYahoo!によるQRコード・バーコード決済システムです。還元率は0.5%(2019年5月31日まで最大20%還元)です。
対応店舗
ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ドラッグストア、松屋、ピザーラ、ビックカメラ、エディオン、コジマ等
チャージ方法
銀行口座、Yahoo!マネー(コンビニチャージ可)、クレジットカード
メリット・デメリット
5月31日まではPayPay対応店舗ならこれ一択でしょう。
ただし、PayPay残高、Yahoo!マネー、クレジットカードの支払いを合算できないのが不便です。
PayPay残高 に100円、Yahoo!マネー残高に300円あったとします。
この状態で400円の物を買おうとすると 、PayPay残高 に300円 もしくはYahoo!マネー残高 に100円新たにチャージしないと購入できません。
また、Kyashと併用可能ですが、月5000円までしか利用できません。
OrigamiPay
株式会社OrigamiのQRコード・バーコード決済システムです。 ポイント還元は無く、クーポンが使えたり、吉野家で2%オフになります。
チャージ方法
銀行口座・クレジットカード
対応店舗
ローソン、ケンタッキー、吉野家、Vドラッグ、エディオン、ケーズデンキなど
メリット・デメリット
メリットとしては、kyashが登録できるので、吉野家の2%と併せれば大きな還元になりますが、通常のポイント還元がないので使いたい店舗がかなり限られてしまいます。
現状、クーポンを使うか、吉野家で使う以外に使い道がありません。
Kiigo
kiigoはnanacoやGoogle Play、App Store & iTunesのギフトコードをクレジットカードで購入出来るサイトです。「ギフト」と言っても自分用に購入可能です。
kiigoを仲介させる事で、nanacoチャージにポイントが付かないクレジットカードでもポイント還元を受けられるようになります。
ただし、kyashは使えない
ギフトコードの購入には、3Dセキュア(本人認証サービス)に対応したクレジットカードが必要なので、kyashは使う事ができません。
登録の際に、紹介コード「b65JL13gDs」を入力すると200ポイント貰えるので良ければお使いください。
キャッシュレス&ポイント還元最大化まとめ
以上がキャッシュレスに伴うポイント還元最大化戦略ですが、今後はガソリンスタンドやデリバリーピザあたりを新たにまとめてみようと思います。
ポイント4重取りが現状最強か
とにかく、kyash+高還元クレジットカード+コード決済+ポイントカードの4重取りが現状最強ではないかと思います。
その点でいうと、kyashを紐づけ出来ないLinePayやポイント還元が無いOrigamiPayはキャンペーンやクーポンが無い限り、あまり使わないかなあという印象です。もちろん今後は変わる可能性もあります。
Kyashの2%還元も改悪される可能性はありますが、還元が0%にならない限り使う意味がある素晴らしいカードだと思います。
今回suicaやmanacaなどの交通系決済システムは私は使ってないので挙げませんでしたが、「それらを使った方がお得だよ!」というのを知っている方は是非コメント頂けると嬉しいです。
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